
韓国/ポーランドプロジェクト ‘ショパン&アリラン’
ポーランド出身の作曲家‘ショパン’と、大韓民国の深い精神と情緒の根源である‘アリラン’が出会ったとき、どのような風景が誕生するのだろうか。韓国とポーランドの修交25周年を記念し、両国の伝統音楽が出会って新しい絵を描き出す。ポーランド出身の音楽監督マリア・ポミャノフスカMaria Pomianowskaを中心に、ポーランドの伝統楽器と韓国の伝統音楽家たちが出会い、国境を超えて共感する。この意味深い試みは、アジア文化に深い関心を寄せているアダム・ミツキェヴィチ・インスティテュートの後援により実現した。
日付 : 10.11(土) 17:00
場所 : Yeonji Hall, Sori Arts center of Jeollabuk-do

K-pop in to the traditional project1
‘沼’ ‘君のもとへ、もう一度’ ‘ただの愛’ ‘安らぎをくれる友達’ ‘私達の愛が必要です’など、数々のヒット曲を生み出した‘国民作曲家’、ハ・グァンフンが、韓国音楽とのコラボレーションを試みる。彼が人気絶頂のエイリー、チュ・ヒョンミ、マヤ、ボビー・キムなどと共に、世代と時代を融合させる新鮮な音楽をソリフェスティバルのステージで披露する。韓国の伝統音楽と出演者達のヒット曲を取り入れた新しい曲が、今をときめくk-pop歌手によって歌われる。華やかさと実力を兼ね備えた歌手によるハ・グァンフンのヒット曲パレード。
10.12(Sun) 19:00
日付 : 10.12(日) 19:00
場所 : Open-air theater, Sori Arts center of Jeollabuk-do

K-pop in to the traditional project2
中古制(チュンゴジェ)パンソリの名人である故シム・ファヨン先生の姪にあたるシム・スボン氏が、全州世界ソリフェスティバルの舞台に登場する。繊細で独特のカラーを持つ女性ボーカリストであると同時に、感性的なシンガーソングライターとして、長い間‘国民歌手’として愛されてきたシム・スボン氏が、名唱一家の一員として、ソリフェスティバルの舞台にふさわしく、国楽器を取り入れた新アルバムの収録曲を披露する。叔母の故シム・ファヨン名唱をはじめ、国楽名人たちを輩出してきた家柄ゆえに、幼いころから伝統音楽に親しみ、身につけてきた彼女が、国楽器と大衆音楽を織り混ぜて紡ぎ出す音楽とはどのようなものだろうか。
日付 : 10.11(土) 19:00
場所 : Moak Hall, Sori Arts center of Jeollabuk-do

K-pop in to the traditional project3
韓国伝統音楽から多くのインスピレーションと影響を受けたと語るトゥルクッカ(野菊)のボーカルであり、伝説的なロッカー、チョン・イングォン!自らもパンソリ短歌を習うほど、韓国のソリを愛するマニアでもある。現代を代表するロッカーである’ライオン頭’チョン・イングォンがソリフェスティバルの舞台に登場する。伝統音楽に対する深い愛情を持っている彼らしく、普段からソリフェスティバルに高い関心を示していた。それだけに、ソリフェスティバルの舞台に臨む彼の覚悟は格別である。
日付 : 10.10(金) 19:00
場所 : Open-air theater, Sori Arts center of Jeollabuk-do

2014 役者の歌- アン・スクソンのトッキ・タリョン(ウサギの節)
過去3年間、芸人として熾烈な人生を生き抜いた名人名唱と名作に捧げる記念舞台として上演されたソリフェスティバルの代表ブランド公演である‘役者の歌’シリーズ。毎年熱い関心が寄せられる役者の歌、2014年を熱く盛り上げる舞台は、国立国楽院のアン・スクソン名唱と若い名唱たちによって演じられる。2014役者の歌は、小規模ながらも充実した内容の唱劇パンソリ、‘水宮歌’を現代的に再解釈した‘アン・スクソンのトッキ・タリョン’を通じて、とぼけつつも老練な名唱の演技とソリをじっくりと鑑賞できる絶好のチャンスである。
日付 : 10.10(金) 19:00
場所 : Yeonji Hall, Sori Arts center of Jeollabuk-do

ソリフロンティア
韓国のフレッシュなワールドミュージックチームを発掘するために繰り広げられる、熾烈なリレーオーディション。フェスティバル期間中に、公演舞台で勝敗を競い会った‘ソリフロンティア’が、今年はフェスティバル前の予選ステージを通じて、本番よりもさらに熾烈なバトルが繰り広げられる。各界の専門家で構成された17人の審査委員が見い出した、最も有望な‘コリアン・ワールドミュージック’とは?より詳細で厳格になった審査を経て、本選進出チームが決定される。‘スーパースターK'を凌駕する、迫力ある予選ステージ。
日付 : 10.10(金) 19:00
場所 : Norimadang, Sori Arts center of Jeollabuk-do
出演者
クォン・ソンヒクォン・ソンヒは、国楽ミュージカル集団‘タル’の俳優であり、自由国楽団‘タニモーション’のボーカルとして活動してきたパンソリ歌手である。韓国文化芸術委員会の‘次世代芸術人材の集中育成’のメンバーに選ばれて制作した<クォン・ソンヒ パンソリプロジェクト Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ>を通じて、作唱、作詞、パフォーマンスまでこなすパンソリ・シンガーソングライターとしての可能性を認められた。クォン・ソンヒは、パンソリとエレクトロ、トリップホップなどのジャンルを大胆に融合し、エフェクター機器を使用して新しいスタイルのパンソリを表現する。
the 튠 伝統音楽創作グループ The チューン
伝統打楽器とヘグム、鍵盤、ボイス、各種パーカッション奏者など、4人の女性ミュージシャンにより結成された音楽グループ。韓国の伝統音楽を再解釈し、実験性の強い創作活動をするために集結した創作音楽グループである。国楽に根を下ろしながらもそれに囚われず、大胆な実験の中でも国楽を失わない絶妙なパフォーマンスを繰り広げるTheチューンは、伝統的なもの、原始的なもの、古いもの、昔のものをさらけ出し、各自の息を吹き込むことで、イメージがうかび、ストーリーが聞こえる音楽を作り出す。
ビョリ国楽団
ビョリ国楽団は、2010年に全羅北道の若い国楽人が集まって結成された団体であり、'ビョリ'とは、魚をとる網の目を撚り合わせて引けるようにした太い綱を意味する。韓国伝統音楽というビョリをしっかりと掴み、現代的に発展させ、ビョリ国楽団によって再創造された新しい韓国音楽が世界に広がっていくことを願いながら、その夢に向かって進むチームである。

パンソリ タソッバタン
全州世界ソリフェスティバルで一二を争う人気プログラムで、チケット予約なしには観ることのできない代表的な公演である。
生で聞くパンソリ・タソッバタンの舞台を通じて、昔のソリパン(公演場)をそのまま体験することができ、歌い手と観客の間に満ち溢れるエネルギーを実感することができる。現代的な会場では感じることができない、どっしりと深みのある昔ながらのソリパンの復活!歌い手として最高の技量を身につけた六人の名唱が、観客を圧倒し、人生最高の舞台を演じる覚悟で臨む。
日付 : 10.9(木) 13:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village
日付 : 10.9(木) 19:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village
日付 : 10.10(金) 13:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village
日付 : 10.11(土) 13:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village
豊かな声量で観客を魅了する/滝のような清涼感のある声の持ち主/パク・チュンメン 春香歌
日付 : 10.12(日) 13:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village
散調の夕べ
今年の‘散調の夕べ’は、フランスの‘アカデミー・シャルル・クロ(I’Academie Charles Cros)’で、数々のアルバムでワールドミュージック賞を受賞した名人を招待し、散調マニアの心をときめかせている。フランスのワールドミュージック界を感動させた、韓国を代表する伝統音楽、‘散調’!演奏者として最高の実力を認められた散調の名人たちが、全州の郷校(朝鮮,高麗・李朝時代に設けられた国立の儒学学校)を背景に、月光輝く秋の夜を魅了する。カヤグムのキム・ヘスク名人、コムンゴのイ・ジェファ名人、カヤグムのパク・ヒョンスク名人、牙箏のキム・ヨンギル名人が、伝統的な弦の美しさを披露する。

凝縮された技巧、シンプルで純粋な美しさ
パク・ヒョンスク名人は、‘丁南希制 黃秉冀流 カヤグム散調’と、韓国即興音楽の白眉、‘金竹坡流 カヤグム散調’の代表的な名手であり、現在、西原大学芸術大学音楽学科の教授として在職している。国立国楽院の演奏団員を経て、ソロとして独立して以来、国内外での数多くの演奏会を通じて、その芸術的成果を認められている。彼女の金竹坡流カヤグム散調のアルバムは、2013年にアカデミー・シャルル・クロのワールドミュージック賞を受賞し、韓国音楽の正統性が世界的に認められた。

優れた音楽的解釈と気品ある演奏
イ・ジェファ名人は、重要無形文化財第16号であるコムンゴ散調の芸能保有者であると同時に、今日の代表的なコムンゴ演奏者として、多数の現代音楽の作曲を含めて、コムンゴの改良特許を保有している。彼女の優れた音楽的解釈と気品ある演奏が収められた韓甲得流 コムンゴ 散調のアルバムも、2013年にアカデミー・シャルル・クロのワールドミュージック賞を受賞し、芸術の本場として名高いフランスのパリで、韓国音楽の真髄が認められる重要な契機になった。
日付 : 10.10(金) 19:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village

卓越した曲の解釈と、論理に裏打ちされた乱れのない演奏力
キム・ヘスク名人は、カヤグム演奏の第一人者であり、韓国芸術総合学校の伝統芸術院長を経て、現在は国立国楽院の院長を務めている。彼女は、30代前半から崔玉山流カヤグム散調の代表的な名人としてその名が知られるようになり、これまでに数枚のアルバムを発表している。優れた音楽的解釈と、ゆるぎない演奏力を備え、魅力的な旋律の表現と、節度のある感情を保ちつつ、気品あふれる演奏を繰り広げる。キム・ヘスク名人のカヤグム散調アルバムは、世界64ヶ国で発売され、散調を世界の音楽界に知らしめる上で重要な役割を担った。

気品に満ちた、安定感のある最上の演奏
キム・ヨンギル名人は、シャーマニズム音楽と民俗音楽の全般に確固とした基盤を持つ、最上級のアジェン(牙箏)奏者である。彼の奏でる現代音楽と即興音楽は安定感があり、気品に満ちている。現在は国立国楽院に在籍しており、ソウル大学と韓国芸術総合学校に出講している。彼の朴種善流アジェン散調のアルバムは、2013年にアカデミー・シャルル・クロのワールドミュージック賞を受賞し、アジェン散調の価値と魅力を世界に伝えた。
日付 : 10.11(土) 19:00
場所 : Dongheon, Jeonju Hanok village
ヨン・ソヒ(韓甲得流コムンゴ散調) 絶妙な調変化と生命力あふれる声音の調和
日付 : 10.9(木) 18:00
場所 : Sori culture hall, Jeonju Hanok village
若いパンソリ タソッバタン
秋の日の全州川と孤高な寒碧楼を屏風に見立て、韓国足袋のような軒をひさし代りに繰り広げられる‘若いパンソリ タソッバタン’は、瑞々しい歌い手の魅力と活力をいっそう際立たせるステージである。今年の‘若いパンソリ タソッバタン’を主導する主人公は、赤壁歌のイ・ソヨン、沈淸歌のユ・テピョンヤン、春香歌のチョ・ヒジョン、興甫歌のイ・ナレ、水宮歌のハン・ナリの五人である。

日付 : 10.9(木) 14:00
場所 : Traditional culture center, Jeonju Hanok village

日付 : 10.9(木) 18:00
場所 : Traditional culture center, Jeonju Hanok village

日付 : 10.10(金) 18:00
場所 : Traditional culture center, Jeonju Hanok village

日付 : 10.11(土) 18:00
場所 : Traditional culture center, Jeonju Hanok village

日付 : 10.12(日) 14:00
場所 : Traditional culture center, Jeonju Hanok village